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ここ数ヶ月間、ニキビに悩んでいるお客様から多くのご相談をいただいております。ニキビが増える箇所は、マスクで覆われた顔です。マスクで口や鼻を覆うことで湿った状態が続き、汗と皮脂の増殖によりニキビを誘発します。このニキビの主な原因は、顔とマスクの間の摩擦で『ニキビメカニカ』という医学用語で呼ばれています。
以下、ニキビに関連する内容をご紹介いたします。
臨床的外観
マスクで覆われた箇所には、0.5~1mmの小さな丘疹の『コメドー(面ぽう)』があり、触わると凸凹感があります。炎症性ニキビは、ほぼこの箇所にできます。
主な原因
マスクと肌の間で起きる摩擦
沈殿因子
- 化粧品が閉塞を促進しコメドーを形成する
- マスク着用で肌は常に覆われた状態が続き蒸れる
- ストレスと睡眠不足が炎症ニキビを誘発する
- ホルモンバランスが崩れると、特に口の周りに炎症ニキビが起きやすい
予防対策
先にも示した通り、現況ではマスク着用は避けられない社会環境にあり、また、今後どれくらいの期間、ニキビ形成の原因になり得るマスク着用が義務付けられるのかもわかりません。
ニキビの治療とニキビ跡を残さないための正しい予防について以下にご紹介させていただきます。
- 毛穴の奥深くまで汚れをしっかり洗い流す効果のある洗顔フォームの使用をお勧めしますが、肌を乾燥させてしまうほど刺激の強いものはご使用を避けてください。肌の乾燥によりお肌が敏感になり、炎症を引き起こすこともあります。
- 天然成分配合の化粧品を(使って)試してみましょう。マンゴスチン、ウィッチヘーゼル、カモミール、フェヌグリーク、ツボクサなどの天然抽出物は、炎症を軽減しニキビの傷を改善する効果があるという研究結果も発表されています。
- 特に口と顎周りの炎症ニキビは、ホルンモンバランスの乱れによってできる場合があります。『ブラッドトニック』は、ホルモンのバランスを保ち、炎症を軽減する高い効果がありお勧めしております。
- コメドー圧出と天然成分配合化粧品を組み合わせて治療することにより、炎症ニキビとニキビ跡の改善が期待できます。
- 皮膚科医に相談することもお勧めします。私たちの肌には個人差があり、それぞれの肌の状態により適切な治療方法を提案してもらいましょう。